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Mini Pop Bee 購入記(4)「本当に軽キャンパーは買い?」


「キャンピングカーはホテル何回分になるか?」
前回、開陳した皮算用は、
皆さんも一度はされたことがあるかと思います。

が、今回はそれに我が家特有の事情が加わります。
それは「死滅回遊魚採集」というマイナーな趣味です。

akebono.jpg
(アケボノチョウチョウウオ:三浦半島)

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(ハタタテダイ:伊豆半島)

写真のような、
いわゆるチョウチョウウオと呼ばれる熱帯魚は、
本来沖縄のような常夏の海にしか棲息しないのですが、
台風などで海が大荒れに荒れると、
その卵や幼魚たちが黒潮に乗ってやってきます。

夏の間は、神奈川や伊豆の海に居着いているのですが、
冬になると海水温が下がって「死滅」してしまう。
それを掬って(救って?)家で飼うという地味な趣味です。

Maintank.jpg
(ウチのメインタンク)

が! これがなかなか捕まらないんですよ。
すばしっこい上に小さくて!

例えば、朝の6時に出発して伊豆を目指すと、
下田に着くのが9時半か10時。
それから2時くらいまで泳いで、
激混みの135号を帰ると夜何時になるか分からない。
しかも一匹も採れなかったり
見つけることさえ出来なかったり。

こんな突貫日帰り旅行を何年も続けてきましたが、
さすがに毎回、「目ガシャキ」や「眠眠打破」、
「Black Black」のお世話になるのはツラい。
空手で帰るのはさらにツラい。

よって、年に数回はホテルを予約するのですが、
すると今度は雨が降っても、海が荒れても、
泊まるためだけに出掛けなくてはならなくなる。
(キャンセル料がもったいないから)

けど、キャンピングカーなら、
ピーカン狙って、行きたい時に行ける!
一度寝てから、夜中の空いた道を帰れる!
憧れの西伊豆や房総半島へも遠征できるかも!

これで、1匹でも多くのお魚を救う(掬う?)ことができます。
もっとも、彼らにとって、
狭い水槽に閉じ込められるのと、
冬に全滅してしまうのと、
どちらが幸せなのかは分かりませんが。

hatatate2.jpg

でも、上のハタタテダイは
こんなに大きくなりました。